このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。
淡水池にシマアジ飛来。
2024年09月12日
すぐに居なくなりました...
シマアジ
シマアジ
シマアジ
今日10時頃、淡水池にシマアジが2羽来ていました。
近くに居たですが、植栽の隙間から驚かせず撮影できました。
8月からヨシ原池で遠目に確認できていたのですが
開けた環境の淡水池で、なおかつ近くで姿を見れたのはラッキーでした。
3枚目の画像のライトグレーの部分に注目!
これは右の翼、真ん中より内側の上の方に生えている雨覆(あまおおい)と呼ばれる羽毛で
この羽毛がグレーなのがシマアジの特徴です。
さらに、このグレーが明るいグレーならオスとなります。
画像から、この個体はオスなのでしょうね。
シマアジはオスとメスで羽色がはっきりと違うタイプのカモですが
秋はオスも地味な色合いのメスと同じ羽色(非生殖羽=エクリプス)になっています。
渡りの途中で観察することのできる「旅鳥」なので
東南アジアで冬を越したあと、春、再び北上のため日本列島を通過しますが
オスとメスの羽色の違いを観察できるのは、山口県では春の渡りの時だけです。
でも、こうやってじっくり見ると
エクリプスでも、メスでも、そのシックな色合いの中に「美」を感じますね。
画像はありませんが、ヨシ原池でもカモの仲間が増えてきました。
今日は シマアジ1羽 コガモ9羽(増えました!) キンクロハジロ1羽 カルガモ20羽
を確認できました。
いつまで残暑が続くのかと、うんざりしてしまいますが
それでも野鳥たちの「渡り」や「移動」は進んでいます。(S)
最近の花
2024年09月10日
ヤイトバナ イタドリ
野鳥情報
ヤイトバナ
イタドリ
最近、園内で見ることのできる花をふたつ紹介します。
一押しは「ヤイトバナ」。正式な種名は「ヘクソカズラ」。
実をつぶすと汁が出て、その臭いが「屁」「糞」を連想させるような、嫌な臭いということで
「ヘクソカズラ」と名付けられましたが
別名の「ヤイトバナ」は花が御灸の形に似ているので親しまれている呼び方です。
実際、実の汁の「におい」は青臭く感じますが、「屁」でも「糞」でもありません。(私的感覚)
なので、この美しい花は別名の「ヤイトバナ」で紹介しておきます。
もうひとつは「イタドリ」の花です。
小さな花がたくさん集まっていて、こちらもとてもきれいです。
春、出始めた茎の汁は酸っぱくて「スカンポ」と言って親しまれてきました。
野鳥情報
キンクロハジロ
クロツラヘラサギ
アオアシシギ
淡水池とヨシ原池ではキンクロハジロが1羽確認されています。
朝、淡水池にいたものが、ヨシ原池に移動したようです。
ヨシ原池の個体は目先に白斑があるタイプでした。
ヨシ原池には他にもシマアジやコガモ、ホシハジロ、カイツブリなどが数羽ずつ来ていますが
池の一番遠い所に居るため、望遠鏡での観察がお勧めです。
少し前に園内で2羽のクロツラヘラサギが確認されましたが
その後は1羽での飛来が続いています。
今日も1羽がケージの前で採食していました。
クチバシの先に黄色が残り、目の下に半月模様の黄色があるお馴染みの個体でした。
アオアシシギは15羽前後が園内を利用しています。
満潮時は通称:イタリア半島で休憩し
干潟が出てくるとカニ探しを始めるパターンが多いです。
園内のみならず、山口湾と土路石川の干潟では
キアシシギ ソリハシシギ トウネン オバシギ ダイゼン等も確認できています。(S)
9月のセミ
2024年09月07日
ツクツクボウシ
アオダイショウ
ツクツクボウシ
9月に入ってツクツクボウシの鳴き声が目立ってきました。
お馴染みの鳴き声は、もうここで紹介する必要がないほど有名ですよね。
ただ、私的に感じるのは、最後のフレーズで
♪ ウインドウズ ウインドウズ ウインドウズ ワァーーー ♪♪
と聞こえるのが面白いなということです。
皆様も注意して聴いてみてください。
アオダイショウ
アオダイショウ
山口湾に面する堤防沿いを歩いているとアオダイショウに遭遇しました。
なぜ、ここに?という所での出会いでしたが
アオダイショウにとっては逃げ場がないせいか
そ~っと近づくことができました。
鎧(よろい)のような鱗は生物の美の象徴で、とても美しいです。
日中はまだまだ暑い日が続く天気予報が出ているので
人間にとっては「早く秋が来ないかな~...」と涼を求めずにはいられませんが
ヘビにとっては活動しやすい気温に「暑さ大歓迎」と言ったところなのかもしれません。
ヘビ観察には十分注意して怪我のないようお願いします。(S)
ヨシ原池も変化あり!
2024年09月05日
コガモ ホシハジロ バン
ここのところ、秋の渡りが進んでいるようで、嬉しいニュースが日々ありますが
今日はヨシ原池の嬉しい情報をお伝えします。
左:コガモ 右:ホシハジロ
まずは、秋の初認情報。
コガモ(左)とホシハジロ(右)です。
コガモはこの時期、オスとメスが似た羽色になっているので紛らわしいです。
画像が不鮮明なため、なんとも言えませんが
クチバシの黒味が強く見えるのでオスかもしれません。
ホシハジロは一年を通して、オスとメスの羽色の違いがはっきりしています。
この画像のものはメスですね。
バン幼鳥
バンの幼鳥も確認できました。
以前は公園内で繁殖もしていたのですが
近年は一年を通して、たまに観察できる程度となっています。
シマアジ
8/17(土)に既に初認となっていたシマアジは4~5日間は確認できていましたが、
その後、姿を見なくなっていました。
今日は2羽が、上のコガモとホシハジロの近くで休んでいました。
顔がはっきり見えませんが
白い眉の様な太い線と風切り羽の縁の太くて白い線はシマアジの特徴です。
9/8(日) 10:00~12:00「ぶち楽しいバードウォッチング 秋の渡り鳥探し その1」
只今募集中となっています。 ぜひご参加ください! (S)
ぶち楽しいバードウォッチング 秋の渡り鳥探し その1 参加者募集チラシ
今日はヨシ原池の嬉しい情報をお伝えします。
左:コガモ 右:ホシハジロ
まずは、秋の初認情報。
コガモ(左)とホシハジロ(右)です。
コガモはこの時期、オスとメスが似た羽色になっているので紛らわしいです。
画像が不鮮明なため、なんとも言えませんが
クチバシの黒味が強く見えるのでオスかもしれません。
ホシハジロは一年を通して、オスとメスの羽色の違いがはっきりしています。
この画像のものはメスですね。
バン幼鳥
バンの幼鳥も確認できました。
以前は公園内で繁殖もしていたのですが
近年は一年を通して、たまに観察できる程度となっています。
シマアジ
8/17(土)に既に初認となっていたシマアジは4~5日間は確認できていましたが、
その後、姿を見なくなっていました。
今日は2羽が、上のコガモとホシハジロの近くで休んでいました。
顔がはっきり見えませんが
白い眉の様な太い線と風切り羽の縁の太くて白い線はシマアジの特徴です。
9/8(日) 10:00~12:00「ぶち楽しいバードウォッチング 秋の渡り鳥探し その1」
只今募集中となっています。 ぜひご参加ください! (S)
ぶち楽しいバードウォッチング 秋の渡り鳥探し その1 参加者募集チラシ
クロハラアジサシ!
2024年09月04日
1羽休憩中。
クロハラアジサシ
クロハラアジサシ
今日は朝から、満潮の干潟にクロハラアジサシがきています。
杭の上で休憩中。
まだ、ほとんど夏羽の状態で、これから冬羽へと換羽します。
お腹が空くと水面の上を飛び回って魚を探します。
淡水池でも採餌することがあるので、干潟と両方を探すことをお勧めします。
アオアシシギ
アオアシシギは16羽になりました。
日中は真夏と変わらない暑さとなっていますが
野鳥たちは日照時間が減っているのを感じとり、渡りのスイッチが入ったようです。
画像はありませんが、今日はこの他に、オオソリハシシギとトウネンを1羽ずつ確認しています。
10:30の時点で公園にはいませんが、土路石川など周辺で休んでいるかもしれません。
さすがに9月ともなれば、野鳥たちの行動から「秋ですねぇ~」という実感がでてきます。(S)
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