このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。
冬の使者「オオジュリン」到来!
2024年10月29日
カイツブリ
杭の上のシギ
ヒヨドリの小群
オオジュリン
冬の使者「オオジュリン」がヨシ原にやってきました。
カムチャツカ半島やサハリン、国内では北海道や東北地方で繁殖をし
山口県には冬鳥として到来、ヨシ原等で過ごす小鳥です。
まだ、数は少なく観察は難しいかもしれませんが
これから11月中旬にかけて渡りのピークを迎えるので見やすくなると思います。
カイツブリ成鳥
カイツブリ第1回冬羽
ヨシ原池に集まる水鳥の数は400羽位まで増えていましたが
ここ最近は少し減ってきたようで、今日は200羽位でした。
近くに「カイツブリ」が2羽いたので撮影してみると
成鳥:1枚目画像 と 第一回冬羽(今年生まれ):2枚目画像と分りました。
成鳥の方は色合いが夏羽より淡くなっているように感じられ、冬羽のようです。
第一回冬羽の個体は、全体の羽色が褐色の淡い濃淡で、クチバシも黒くないという特徴がありました。
5~6年前迄は当公園内でも繁殖していたカイツブリですが
ミシシッピアカミミガメやカムルチー(雷魚)の影響を受けているようで
繁殖期、公園での観察が無くなってしまいました。
そのため、寒くなり外来種の動きが鈍くなると現れるので
この時期彼らを見つけると「やっと戻ってきてくれた!」と嬉しい気持ちになる水鳥のひとつです。
ハマシギ アオアシシギ
「ハマシギ」の数はなかなか増えてきません。
今日も約30羽、1羽のアオアシシギと一緒に干潟の杭の上で休んでいました。
早く数百羽の群れになって、杭の上にずらーっと並んでくれることを期待したいところです。
ヒヨドリ
「ヒヨドリ」の小群を見つけました。
留鳥とされるヒヨドリも季節によって国内移動をします。
彼らは時には大群になって渡りをし、山口県では関門海峡の壮大な渡りが知られています。
公園の北にある周防大橋でも群れが渡る様子を観察できますが
そろそろ、その渡りの時期も終盤です。
今日は30羽程度の小群でしたが掲載してみました。
さぁ、もうすぐ11月! その他の冬鳥の到来も楽しみです。(S)
※冬鳥シロハラも到着してま~す!
外来種ソウシチョウ
2024年10月26日
ソウシチョウ
昨日、声の確認をしていた「ソウシチョウ」を目視確認することができました。
「ソウシチョウ」はインド・中国・ベトナム・ミャンマー原産の外来種で
日本の天然林で増加しており
ウグイスなど似た様な環境を利用している在来種に悪影響を与える可能性があるため
「特定外来生物」として指定されているばかりでなく
「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種でもあります。
そもそも、彼らが日本で野生化するきっかけは
鑑賞目的の飼い鳥が逃げたり、自然へと故意に(様々な事情により)放鳥されたりしたことにあります。
そのため、ソウシチョウそのものが悪いという訳でもありません。
ただ、その増減や、在来生物に与える影響を見守っていく必要はあります。
山口県では冬になると標高の低い所に移動してくるため
今後、公園でも、その動向を見ていきたいと思います。
マガモ
マガモ
淡水池の水鳥は、なかなか増えてきませんが少しづつですが変化はあります。
最近は「マガモ」が10羽程度利用するようになってきています。
「なぜか?」 と考えたとき
彼らの好きなドングリが地面に落ち始めたことが挙げられると思います。
公園にはウバメガシが沢山植えられているので、これを目当てに集まる傾向があるのです。
彼らが増えてきて人との距離が近くなってくると、他のカモたちの警戒心もとれ
次第に淡水池の水鳥の数も増えてくることでしょう。
フジバカマ
アサギマダラという蝶を呼び寄せるため、園内には「フジバカマ」を植えていますが
西園路とは別に、屋外トイレの前にも少しだけ植えています。
とてもきれいに咲いているので、ここを通る時は「旅する蝶アサギマダラ」を探してみてください。
上手く撮影できたら、このHPに使用させてください!
明日は「ふれあいまつり」を開催します!
もちつき 綿あめ 紙飛行機飛ばし大会等、お楽しみ満載です。
以下をクリックして詳細をご確認ください。
10/27(日)ふれあいまつり開催!|新光産業きらら浜自然観察公園
皆様のご来園・ご来館をお待ちしております。(S)
今日もダイシャクシギ!
2024年10月24日
午前中の干潟に飛来!
イソシギ ハマシギ アオアシシギ
ジョウビタキ
ダイシャクシギ
ダイシャクシギ
10/21(月)に公園内で久しぶりに観察できた「ダイシャクシギ」は
昨日23(水)にも現れ、そして、今日の午前中も干潮の干潟にやってきました。
前回もそうだったのですが、彼らはとてもカニを捕るのが上手で
5分も観察していると、3~4匹は捕まえていました。
2枚目の画像はカニとの格闘の際
思わず目を閉じている、少し面白い表情のものを掲載してみました。
イソシギ
ハマシギ
アオアシシギ
その他のシギ情報
1枚目画像 山口県では冬鳥の「イソシギ」。肩の方へ白い羽毛があるのが特徴です。
クチバシも頭一つ分位の短いものです。
2枚目画像 「ハマシギ」 公園には数百羽が越冬しますが
今年はここまでのところ、とても少なく、最大で30羽程度の群れを確認したのみです。
今日は10羽程。早く増えてほしいものです。
画像の個体は胸に夏羽の黒い羽が残っているものです。
3枚目画像 「アオアシシギ」 干潮時の干潟で餌を探す様子を見ることができました。
今日は10羽程度。少数が越冬で残りますが、これから個体数は減っていきます。
シギ・チドリの秋の渡りもそろそろ終わりに近づいています。
次はいつズグロカモメがやって来るか?等、冬鳥の到着情報にも注目です。(S)
ジョウビタキ雄
追加情報 冬鳥ジョウビタキ
きれいな写真ではありませんが、やっと撮影できました。
♪ヒッ ヒッ ヒッ♪という声を頼りに探してみてください。
園路沿いで観察できます。
ダイシャクシギ!
2024年10月21日
ヨシ原池は350羽の水鳥!
ダイシャクシギ
ダイシャクシギ
公園の干潟でクチバシがとても長く大柄の鳥を見つけました。
ダイシャクシギです!
公園内で確認できたのは久しぶりのことです。
ダイシャクシギ
ダイシャクシギ
ダイシャクシギ
ワクワクしながら撮影していると
カニを捕ったり、こっちを気にしたり、上空を見上げてみたりと
色々な表情を見せてくれました。
ダイシャクシギは越冬するものもいますが基本的には旅鳥なので
山口湾周辺を中継地としてエネルギーを蓄え、越冬地へ向けて、また、旅をします。
ヨシ原池 水鳥350羽!
今日のヨシ原池は350羽の水鳥でいっぱいでした。
ホシハジロ
カモの群れ
少し前まで多かったのはヒドリガモでしたが、今日はホシハジロが目立ちました。
その中に同じ潜水ガモのキンクロハジロとスズガモも混ざっていました。
他に確認できたカモ等の水鳥は
ヒドリガモ ハシビロガモ ヨシガモ コガモ カイツブリ オオバン バンでした。
また、最近の公園で見ることできるものを加えると
カルガモ マガモ オナガガモ オカヨシガモ ハジロカイツブリ カンムリカイツブリ
が挙げられます。
その他、ノゴマやアリスイも確認できているので、野鳥探しにお越しください。(S)
ダイサギがいっぱい!
2024年10月20日
ハクセキレイとセグロセキレイ
ダイサギ
今朝は干潟の奥の方に、いつもより多く、20羽近い「ダイサギ」が集まっていました。
ダイサギは一年中観察できる留鳥ですが、季節の変わり目に少しは移動しているようで
そんな時は、こうして公園の中でも多く見られることがあります。
これは、やはり留鳥とされる「アオサギ」でも同じで
アオサギの場合は東南アジアの方まで渡って越冬するものもいることが分かっています。
留鳥とは言え、そんな個体数の増減で季節を感じることもできるものです。
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ここのところ、園内では「ハクセキレイ」と「セグロセキレイ」を良く見かけます。
画像の左がハクセキレイ。右がセグロセキレイです。
目の下の頬の羽毛が白いか黒いかで両種を区別することができるほか
鳴き声でも区別することができます。
ハクセキレイは ♪チチン チチン♪ と金属音的な軽快な声
セグロセキレイは ♪ビビッ♪ とか ♪ジュジュ♪ と濁った声で鳴きます。
聞き慣れれば声からの判断も簡単です。
そして、この時期は「キセキレイ」が居ることもあるので注意してみてください。
先日確認できたのですが、残念ながら撮影はできていませんが
その名の通り鮮やかな黄色の羽毛がきれいなセキレイです。(S)
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