新光産業きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

新光産業株式会社

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

夜のカマキリNEW

2024年10月05日

黒い目!


オオカマキリ

ハラビロカマキリ

チョウセンカマキリ










野鳥の話題が続いているので、今日は昆虫「カマキリ」を取りあげてみます。
昨夜、窓ガラスの灯りに誘われてオオカマキリがやってきていました。
茶色い体の個体でしたが、それ以上に目(複眼)の色が印象的でした。
黒いんです!
そう、カマキリは夜でも活動し、その時は目が黒くなるんです!
調べてみると、この色は偽瞳孔が開くことと関係していて
黒い時の方が、明かりを取り込みやすいとのこと。
では、明るい時は何色?
その個体の体の色と似た色になるようです。
真ん中の画像は緑の体に緑の目
3枚目の画像は薄い褐色の体に、やはり似た様な色の目となっています。

これから11月いっぱいくらいは、大きく成長したカマキリが観察しやすくなるので
そんな色にも注目してカマキリ観察を楽しんでみてください。(S)
 

カンムリカイツブリ初認!NEW

2024年10月03日

まだ冬羽へ換羽途中!
マガモも来ました。
干潟の杭に止まるシギ。


カンムリカイツブリ

カンムリカイツブリ

カンムリカイツブリ










ヨシ原池の水鳥が、どんどん(?)増えているので、今日もチェックにいったところ
「カンムリカイツブリ」を1羽確認しました。まだ、夏羽の色合いが残る個体でした。
2枚目の画像ではヒドリガモと写っています。
図鑑やインターネット調べると
カンムリカイツブリは56cm、ヒドリガモが48cm位で記載されているため
ヒドリガモの方が小さいのですが、画像では同じ位に見えますね。
野鳥の全長はクチバシから尾羽までを計るため
首が長いと浮かんでいる時の胴体は同じに見えるからでしょうね。
この画像ではカンムリカイツブリが少し斜めになっているのも影響しているかもしれません。
ちなみに、後ろ姿は哺乳類の「耳」(モグラの手?) のように見える羽があり、とてもキュート!
あっ、これは正面からでも同じです。


マガモ メス

マガモ オス非繁殖羽










「マガモ」もここ数日で、やっと姿を見せてくれました。
まだ、オスもメスも似た様な地味な羽色で、上の画像の様な色合いです。
でも、マガモの場合はクチバシの色を見ると雌雄の区別がはっきりできます。
では、上の2枚の画像、どちらがオス?でしょうか?
答えは 左がメス 右がオスです。
メスのクチバシは黒色を囲むように薄いオレンジ色で、オスは淡いバナナのような色をしています。
1カ月位すると、オスは生殖羽へと換羽し、とてもきれいな色へと大変身します。


アオアシシギ・ハマシギ

アオアシシギ・ハマシギ










今日は、普段、満潮時に通称「イタリア半島」と呼ばれる石組みで休んでいる「アオアシシギ」が
干潟の杭に、ずらーっと並ぶ時間があったので、撮影してみました。
アオアシシギは20羽、もう1種「ハマシギ」も7羽、混ざっていました。
2枚目の画像は左と中央がハマシギ、右がアオアシシギです。
ハマシギは、だいぶ冬羽へと換羽が進んでいますが
まだ、腹部の黒い夏羽が、疎らに残っている個体が多いです。
中央のハマシギに、その様子が見てとれます。(S)
 

きらら浜の越冬シギNEW

2024年10月01日

今日はハマシギ4羽!
クロハラアジサシも来ています!


ハマシギ










シギ・チドリの秋の渡りは、まだまだ活発なようで
今日はアオアシシギが、これまでの15羽程度から、さらに増え20羽になりました。
アオアシシギは、山口でも越冬するものがいますが
そのほとんどは、さらに西か南へと移動して冬を越すので
寒くなるにつれ、その数は減っていきます。
今日ご紹介する「ハマシギ」は、日本で観察できるもっともポピュラーなシギの仲間で
山口湾でも毎年数百羽が越冬します。
少し前に公園で初認となりましたが、なかなか数が増えず
今日やっと4羽となりました。
夏羽は腹部に黒い羽がありますが、すでに冬羽へと換羽が進み
画像の個体は少しだけ黒い羽が残っているのが分かります。
これから数が増え、満潮時に公園の干潟の杭で休む姿を見ることができるでしょう。


クロハラアジサシ

クロハラアジサシ










今年は度々園内に姿を現す「クロハラアジサシ」が
今日も干潟と淡水池を飛び回って餌を探したり、休憩したりしています。

その他、ヨシ原池のカモは150羽程となりました。
相変わらず淡水池には、人の気配がない時間にしか来ていませんが
それでも、その数は少しづつ増えています。(S)
 

アカアシシギ!NEW

2024年09月29日

干潟で確認!


アカアシシギ

アカアシシギ










アカアシシギが干潟にきています。
逆光で色合いがはっきりしませんが、象徴的な赤い足がきれいです。
今日はこのあと「エネルギア自然観察会」で干潟を使うのですが
遠くで採食して逃げなければ、この後も観察できるかもしれません。
シギ・チドリの秋の渡りは真っ盛りです。(S)
 

昨日、初認のオオバンNEW

2024年09月27日

今日は5羽いました。


オオバン










昨日、ヨシ原池では、またも、この秋の初認情報がありました。
人気アニメのキャラクター「カオ〇シ」のような「オオバン」です。
他のカモたちとは違って真っ黒な色合いと、細く短いクチバシなので簡単に区別がつきます。
「オオバン」はカモの仲間ではなく、クイナというツル等に近い仲間になります。
今日は5羽確認できましたが、これから増えていくことでしょう。


ヤマガラ










園内では、どちらかと言うと、あまり観察する機会の少ない「ヤマガラ」ですが
今年は少し前から、毎日のように見ることができます。
今日はセンターの自動ドアの近くに居るところを撮影できました。
虹色とは違いますが、なんとも派手な色合いで、後頭部の白線に見える羽毛も面白いですね。
♪ニィー ニィー ニィー♪ とか ♪シィ― シィ―♪ のような声が聞こえたら
ヤマガラを探してみてください。


コガモの群れ

よく見ると1羽が?

ハシビロガモも。










公園の干潟では、あまりカモの群れを見ることはありませんが
今朝は珍しく10羽程のカモが、奥の方で泳いでいました。
望遠鏡で覗いてみるとコガモの小群でした。
でも、よ~く見ると、1羽クチバシの形が違っているのに気づきました。
そうです、これは「ハシビロガモ」。
周りのコガモよりひと回り大きい中型のカモですが
この画像ではその大きさの違いがよく分かりませんね。
それにしても、コガモの中に1羽だけハシビロガモが混ざったいるとは...
何かコガモと一緒に行動したくなるような理由があったのかもしれません。(S)
 

 

(全1930件のうち、1件目から5件目を表示中) 1
2
3
4
5
次へ