このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。
午前中の干潟は賑やかでした。
2023年12月05日
クロツラヘラサギの群れ登場!
ツルシギとシロチドリも!

クロツラヘラサギ

ヘラサギも

クロツラヘラサギ
10時頃、公園の干潟の一番奥の方に、真っ白の鳥の群れを発見!
「サギかな?」と思って望遠鏡で覗いてみるとクロツラヘラサギの群れと分かりました。
全部で12羽。よく見ると内1羽はヘラサギでした。
午前中は干潮でしたが、魚の群れが多かったのか、それに気づいてやって来たようです。
やがて、センター寄りの杭の方にも移動してきて、盛んに採食をしていました。

ズグロカモメと

カモと

カワウ
途中、同じ絶滅危惧種のズグロカモメや、カルガモ、オナガガモとのツーショット?もあり
さらに、カワウも小群で現れるなど、なかなか賑やかな光景となりました。
クロツラヘラサギは環境省のレッドリストⅠB類にランクされている希少種ですが
山口湾には越冬ため飛来します。
今冬も40羽近くが確認されていますが
公園の干潟に10羽以上の群れでやってくることは、なかなかありません。
一期一会の野鳥観察に一喜一憂する毎日です。(S)

ツルシギ

ツルシギ
追加情報 13:00
お昼過ぎ、「ツルシギ」が1羽、通称:イタリア半島に飛来しました。
すぐに飛んでいってしまいましたが、撮影できたので参考までに掲載しておきます。
それにしても、赤い足が印象的ですね。
多くは旅鳥ですが、この個体は山口湾周辺で越冬するのでしょうか?
気になります。

ハマシギとシロチドリ

ハマシギとシロチドリ
追加情報 その2 15:30
午後は満潮となり、ハマシギ約150羽が干潟の杭の上で休憩中。
その中に1羽だけ「シロチドリ」が混ざっていました。
ハマシギより少し小振りで、胸の灰黒色の羽があるのが分かります。
2枚目の画像の様に、顔を出せばクチバシの長さや顔の模様の違いも一目瞭然ですね。
ホオジロガモ 2パターン
2023年12月03日
今年生まれのメスとオス成鳥

ホオジロガモ 今年生まれのメス

ホオジロガモ オス成鳥
今日は「ホオジロガモ」をご紹介します。
午前中、淡水池に今冬初めてやってきたのは今年生まれのメスのようでした。
残念ながら撮影はできなかったので、以前の撮ったものを掲載します。
メスの成鳥であれば、真っ白の虹彩にクチバシの先端はオレンジ色
畳んだ翼には3つに分かれた白い部分があります。
1枚目の画像を見ると、鈍い黄色の虹彩にクチバシは黒。
代用の写真では翼の白い羽は目立ちませんが、今日飛来した個体はもう少し翼に白い羽がありました。
また、胸も白さがなかったので、今年生まれのメスと思われます。
今日は「野鳥写真家 叶内拓哉先生の楽しい野鳥講座」を実施し
午後は先生と一緒に園内を周りました。
土路石川を望む観察展望棟からは、だいぶ離れた距離でしたがオスを観察できました。
こちらも代用の写真ですが
観察できたオスは成鳥で、黒い頭に真っ白の斑までしっかり確認できました。
公園では淡水池と干潟の両方で数羽程度を観察できることがあるので
これからのは「ホオジロガモ」も探してみてください。(S)
わずかな滞在でしたが...
2023年12月02日
ヨシガモ オス生殖羽!

ヨシガモ
今日9時頃、本当に少しの間でしたが、淡水池にヨシガモが来ていました。
気が付いて、すぐにカメラを取りにいきましたが
改めて探している時から、かなり周囲を警戒している様子で
案の定、予想通り飛んでいってしましました。
残念ながら撮影はできませんでした。参考までに別の機会で撮っていたものを掲載します。
緑色した頭の羽を持つカモは他にマガモやハシビロガモがいますが
彼らとは違ったシックな雰囲気は
レースの様に細かい胸の模様が醸し出しているものかもしれませんし
後頭部の羽と翼の内側にある三列風切羽が長く
これも優雅な雰囲気にもなっている要因かもしれません。
今朝は他に、TKOレンジャーが「アメリカンなヒドリガモ(アメリカヒドリ)が居た!」と
”プチレア鴨”を確認しているので、注意していると″プチ幸せ気分”になれるかもしれません。(S)
寒くなりましたが、野鳥たちは元気です。
2023年12月01日
ヘラサギ クロツラ カンムリ ダイゼン

アオサギ ダイサギ ヘラサギ クロツラヘラサギ
今朝、スタッフの出勤時は、丁度干潟に潮が入ってきているところで
残っている干潟の浅瀬でサギやカワウが魚の群れを追い回して盛んに餌捕りをしていました。
上の画像は、その後、満潮が近づき、満腹(?)状態の野鳥たちがひと休みしている様子です。
左から アオサギ ダイサギ ヘラサギ クロツラヘラサギの4種類です。

カンムリカイツブリ
淡水池は今日もミコアイサのオスが観察できますが、メスタイプも一時的に15羽位確認できました。
ミコアイサのオスと同様、白っぽいのが「カンムリカイツブリ」です。
こちらも1羽の飛来ですが、頭羽の模様が印象的で
「モヒカン刈り」か「石川五右衛門」か、はたまた「大五郎 ※子連れ狼」のようで面白いです。
公園の淡水池には1羽ですが、周辺の山口湾や土路石川には数百の群れが見られることもあります。

ダイゼン
最後の画像は「ダイゼン」です。
少し前まで3羽しかいなかったのですが、ここ数日は10羽前後と増えています。
ところで、明後日は「野鳥写真家 叶内拓哉先生の楽しい野鳥講座」を開催します。
滅多にない機会ですので、ご興味のある方は、ぜひ、お申込みを!
募集チラシは下記からご覧いただけます。
「野鳥写真家 叶内拓哉先生の楽しい野鳥講座 募集チラシ」
よろしくお願いいたします。(S)
パンダガモ ご来園!
2023年11月28日
ミコアイサのオスが来ています。

ミコアイサ オス

ミコアイサ オス

ミコアイサ オス
11/9(木)の観察速報でお伝えした「ミコアイサ・メスタイプ」飛来情報から約3週間
今日、やっとオスが淡水池にやって来ました。
その姿は、まさにカモ界のパンダと呼ぶに相応しい色合い!
飛来したのは1羽で、淡水池のカモの中でも、その白さがひと際目立っていました。
それでも、よ~く見ると完全な白黒ではなく、褐色の部分も所々あり
2枚目の画像の翼に真っ白の部分がある(→幼鳥は褐色がある)ことなどから
オス成鳥のエクリプスから生殖羽にもう少しで変わろうとしているもののようです。

ミコアイサ オスとメス
上の画像は後頭部が見えているオス(左)のもので
見事な(?)「V字」があるのが分かります。
右にいるのがメス(若しくはメスタイプ)で、パンダとは違った雰囲気の色合いです。
淡水池には他にもカンムリカイツブリが1羽と
ヨシ原池ではハジロカイツブリかなって水鳥も観察できます。
水鳥観察をお楽しみください。(S)
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