新光産業きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

新光産業株式会社

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

光の悪戯NEW

2022年08月13日

一瞬キラリ。


コムラサキのオス

光の角度が悪いと……

 チョウの仲間には、鱗粉に光沢がある種がいて、海外のモルフォチョウなどは有名ですね。国内でも一部のシジミチョウなどに見られますが、これらは翅自体の色ではなく、光が翅の微細構造に乱反射することによって現れる「構造色」と呼ばれる色で、園内にはもう1種、コムラサキがこれに当てはまります。
 コムラサキは名前の通り翅が紫色に見え、国蝶のオオムラサキのような濃い青紫色ではなく、淡い紫色なので、どことなく上品な感じを受けるのは私だけでしょうか。この紫色には個体差があって、実際には光の当たり方によって見えることがあるという程度のことが多く(写真は同一個体)、翅全体が紫色に見える個体に巡り合うことはなかなかありません。それでも一部だけでも見えればその美しさに魅了されること間違いなしですので、ヤナギの木の周辺を探してみてください。(W)
 
 

渡り進む

2022年08月12日

第2弾。


干潟に飛来したアカアシシギ

 7月中旬に最初のシギが渡ってきてから約1か月、その間、アオアシシギ、ソリハシシギ、キアシシギ、ダイゼンの順に飛来し、7月下旬以降はこの4種で変わりませんでしたが、ここにきて久しぶりのシギが飛来しました。今日が初認となるアカアシシギです。
 アカアシシギもシギの中では渡り始めが早く、年によっては7月に飛来することもあるので、この時期だと普通でしょう。名前の通り赤い脚がよく目立つ成鳥です。ツルシギも脚が赤く、アカアシシギとの識別に迷いますが、ツルシギは脚がより長く、スマートに見えることと(シルエットはアオアシシギ似です)、決定的な違いはくちばしがかなり細く先端がわずかに曲がっていて、半分赤いのは下くちばしだけです。アカアシシギかツルシギかで迷ったときは、確実なくちばしを見て判断してください。さあこれからどんどん渡ってくることを期待しましょう。(W)
 

秋の色

2022年08月11日

一服の清涼。


成熟したマイコアカネのオス

 このところ夏本番を思わせる暑さが続いていますが、8月7日の立秋を過ぎ、暦の上では秋になりました。じきに朝晩の気温が下がってきて、その兆しが感じられるようになることでしょう。もう少しの辛抱です。
 生き物たちは、人間と違って暑さで季節を感じるのではなく、日照時間の影響を受けているので、暑さに関係なく季節が進み、もう秋になっています。渡りを始めたシギ・チドリ類や、今日ご紹介するマイコアカネは日照時間の変化を敏感に感じ取り、変化してきました。そういえばひと頃と比べると昼の時間がずいぶん短くなりましたね。暑い中の赤く成熟したマイコアカネの姿は、一服の清涼というところでしょうか。みなさんも暑い中の秋を探してみてください。ちなみに今の時期のマイコアカネは名前の通り舞妓らしい色白さが残っていますが、そのうち色黒になって舞妓らしさが失われてくるので、本当に美しいのは8月いっぱいくらいまでだと思っています。(W)
 

朝の花

2022年08月06日

名前通り。


ツユクサのツインズ

正面から

 暑い日が続いていますが、気がつけば明日は立秋、ということで、明日からはもう秋に入ります。この暑さでなかなか実感できないなか、わずかな秋の気配という点では、朝露が挙げられるのではないでしょうか。湿度の高い夏は朝露が付き物ですが、これからの時期はそれが特に爽やかに感じられることでしょう。
 この朝露にぴったりなのは、ズバリそのままの名前のツユクサです。その由来には諸説ありますが、朝露に濡れる時間に花を咲かせるため(昼前には花はしぼみます)、という説があるくらい朝露と相性は抜群。青い花弁に朝露が輝く晴れた朝がツユクサのゴールデンタイムです。曇ってしまうと、青がくすんでしまうので、ぜひ晴れた早朝に観察してみてください。(W)
 

ひょっこり

2022年08月05日

様子見?


巣穴から頭を出すクマバチ

 今朝の雨はもの凄く、雷もバリバリ鳴ってとんでもない天気になりました。恵みの雨にはなりましたが、極端すぎなのも困りもので、最近は大雨か全く降らないかの二択に近くなっているのが気がかりです。
 そんな天気なので、隠れるところがあると安心です。野外の生き物、特に昆虫は、隠れるといっても、せいぜい葉の裏や茂みの中に隠れる程度のことが多いと思いますが、巣穴があってそこに入ってしまえば、完璧に近い隠れ家になりそう。晴れ間が出てきた午後になって、クマバチが巣穴の中から様子見をするように、ひょっこり頭をのぞかせている光景が見られました。営巣作業中で、頻繁に出入りしている感じではなかったので、雨の間はずっと隠れていたのではないでしょうか。怖いハチというイメージからは程遠い、ユーモラスな光景ですね。このような巣穴(古巣)やカミキリムシの幼虫の穿孔痕には他の生き物が間借り?していることがあるので、注目してみてください。(W)
 

 

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