このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。
これから観察率が上がる野鳥
2025年08月27日
●それは「カワセミ」!
●キジ
●ウチワヤンマ

カワセミ
「カワセミ」は留鳥ですが、当公園には繁殖に適した環境(赤土の壁)がないため
彼らの繁殖期である4月~7月位の間は目撃例がほとんどなくなり
8月になってから少しずつ公園内でも見ることができるようになってきます。
今朝はセンターのすぐ近くのロープの上に止まって
魚を狙っているところに出会いました。
下クチバシが黒色なのでオス
胸の羽毛が灰褐色なので、今年生まれの幼鳥と分かります。
残念ながら繁殖には適さない環境ですが
海と淡水の水辺の環境に恵まれ魚やエビが沢山いるので
これから春までは「カワセミ」が居ないか注意してみてください。

キジ
「キジ」のオスを見つけました。
でも、何か変です。何が変なのか、最初はよく分かりませんでしたが
「あっ、そうか、○○が無いから変なんだ!」と気づきました。
皆さんは、この「キジ」の「足りないもの」が何か分かりましたか?
そう、トレードマークの「長~い尾羽」が無いのです!
う~ん、アンバランスですね。
今の時期は多くの野鳥の換羽の時期で、このキジも尾羽の換羽中と思われます。
園内ではカラスやサギの仲間の古い羽が落ちているのを良く見かけます。
飛んでいるトビなども翼の羽が欠けていることがあります。
そう、野鳥たちは「衣替え」の季節なのです。
アンバランスな野鳥たちをお楽しみください。

ウチワヤンマ
野鳥以外で、最近よく目につくのは「ウチワヤンマ」です。
大きくて、数も多いからと思われますが
なんと言っても腹部先端の団扇のような形が目立つので識別しやすいというのもあるのでしょう。
この他、ウスバキトンボやコフキトンボも観察しやすく
トンボはまだまだ沢山居るので、ぜひ、トンボ観察もお楽しみあれ!(Shigeru-tan)
は~い!本日も初認なり!!!
2025年08月24日
●ダイゼン初認
●アカテガニとキノコ

ダイゼン

ダイゼン
は~いっっっ! 本日も初認なり!!!
チドリの仲間の「ダイゼン」が、朝、満潮の干潟の杭の上で休憩していました。
公園では1年を通して比較的長く観察できる野鳥ではありますが
今年は春の飛去が少し早く、なかなか戻って来なかったので
「まだかなぁ...」と気にしていたので、「やっと来てくれたか!」と、ほっとしています。
白黒の境界がはっきりしている夏羽から、少し換羽が進んでいる個体です。
2枚目は正面から撮ったものですが
黒い羽毛がまるで太いネクタイのように見えて面白いですね。
さて、8月も残すところ1週間となりましたが
あと何種、秋の渡りの初認となるのか、またも楽しみが増えました。

アカテガニとキノコ
昨日夕方見た「アカテガニ」は
なんと「キノコ」を持って(ハサミに突き刺して)歩いていました。
食べているところは観察できませんでしたが
ネットや図鑑で調べてみると「肉食に偏った雑食性」と分かり
キノコも食べるという記事もありました。
栄養やミネラルの面から食べものの種類も多様であることが望ましいということなのでしょう。
(Shigeru-tan)
今日もカモの初認あり!
2025年08月23日
●ホシハジロ飛来!
●マイコアカネ

ホシハジロ

ホシハジロとカルガモ
一昨日は「カンムリカイツブリ」が淡水池に来ていて、この秋の初認となりましたが
今朝は「ホシハジロ」がヨシ原池で初認となりました。
ヨシ原池はカルガモの利用が増えてきていて
8/16(土)にはカモの「シマアジ」が初認となっていたので
まぁ、カモの渡りにも注意していましたが「よくぞ来てくれました!」と嬉しさいっぱいです。
羽色からオスと分かりますが、全体的に淡い色合いでした。
9月に入るとコガモも姿を現すのではないかと予想していますが
「さて、次なる初認の種は何かな?」と、またも期待が膨らむひと時でした。

マイコアカネ
いわゆる「アカトンボ」の仲間の「マイコアカネ」が目の前に飛んできました。
顔の一部に薄青緑色の部分があり
これと胸の黄色、そして腹の赤のコントラストがとてもきれいなトンボです。
この顔に薄青緑色があるのは成熟したオスで
お化粧をした「舞妓さん」をイメージして名付けられたそうです。
園内では林縁の木に止まっているものが見つけやすく
個体数も多いので、ぜひ、探してみてください。
明日24(日)迄、隣の公園で音楽フェスが開催されています。
お昼位までは周辺で渋滞が予想されるのでご注意ください。
また、交通整理の方に
「今日は自然観察公園には行けません!」という案内をされるかもしれませんが
そのようなことは一切ありません。
バイパスを「元気ランド」というサッカー場の所から入ってくると比較的スムーズで
「道の駅」の所から海側に入るとUターンをさせられる可能性が高いのでご注意あれ。
渋滞や交通整理の方の誤認識で来園者が減り
大きな音で野鳥も逃げてしまわぬよう祈るばかりです。(Shigeru-tan)
ありゃ?もう来たの?
2025年08月21日
カンムリカイツブリ登場!

カンムリカイツブリ
本日のトピックスは「カンムリカイツブリ」!
日本国内でも局所的に繁殖していますが、主に冬鳥として渡来し
当公園でも10月頃からよく観察することができます。
過去の記録を調べてみると、8月に園内で確認できたことはなく
夏の記録は土路石川など周辺での確認があるのみです。
完全な夏羽ではないようで、グレー基調の冬羽へと換羽をしている途中の個体のようです。
今日から隣の公園で音楽フェスのリハーサルが始まっていますが
この音や巨大バルーンに驚いて逃げてしまわないことを祈るばかりです...
それにしても、前回の「シマアジ」に続き
野鳥たちの移動が活発になってきていて目を離せません!(Shigeru-tan)
シマアジ初認!
2025年08月19日
その他
●クロツラヘラサギは4羽に増えました!

シマアジ

シマアジ
8/16(土)の情報ですが、ヨシ原池で撮影した画像に「シマアジ」が写っていました。
ヨシ原池は繁殖のシーズンになってからこれまで、ほとんど野鳥を見かけませんでしたが
最近になってカルガモがちらほら確認できるようになってきていて
この日も11羽がヨシ原池を利用していましたが
その中に「シマアジ」というカモが1羽混ざっていました。
この「シマアジ」は旅鳥といって春と秋の渡りの途中で日本に立ち寄る野鳥なのですが
秋は9月位になると姿を見せることが多いので
この時期に観察できるのは、少し早いお目見えということになります。
2枚目の画像を見ると、カルガモ(約60cm) シマアジ(約40cm)なので
その大きさの違いが良く分かると思います。
シギやチドリの渡りは始まっていますが
どうやらカモたちの渡りも注意して見ていると面白い「カモ」しれませんね。

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギ成鳥

クロツラヘラサギ幼鳥
最近1羽で園内に飛来していたクロツラヘラサギですが、今朝は4羽になっていました。
クチバシの色や模様、目の周りの黄色い斑、そして、風切り羽の色などから
成鳥、亜成鳥?、幼鳥と年齢の違う4羽でした。
山口湾で越夏している個体にも、この自然観察公園が知られてきたということかもしれません。
今日は満潮の時に利用していて、干潮になるのに合わせて周辺の干潟に移動してようでした。
さて、何羽まで増えるか楽しみです。(Shigeru-tan)
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