新光産業きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

新光産業株式会社

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

早くも「歌合戦」!NEW

2025年01月19日

ホオジロのさえずり
その他
ミサゴ、マゴチを捕らえる!
ハイイロチュウヒ雌


ホオジロ










園外の話題ですが...
公園の正面ゲート西側に広がる干拓地では
早くもホオジロたちの「歌合戦」が繰り広げられています。
出勤時、正面ゲートを開けるため、車から降りるのですが
その際、ホオジロの「さえずり」を確認できました。
でも、注意して聞いていると、1羽ではなく、2羽なのです。
「さえずり」は、繁殖期に出す鳴き声のことで、縄張り争いとメスへのアピールの意味があります。
2羽の距離は大体50m。
二十四節季の「立春」はもうちょっと先で、今は「大寒」という一年の内で最も寒い時期なのに
この2羽は早くも縄張り争いに「歌合戦」で勝負しているのということになります。
どうやら、干拓地は、それだけ魅力的な場所ということなのでしょう。


ミサゴ










ミサゴは魚を食べる鷹の仲間で、公園では一年中観察することができます。
タイミングが良いと、魚を食べる様子を見ることもでき
捕まえてくるのはボラやチヌ、ダツ等が多く、魚種としても分かやすいですが
今日は、あまり見ることのない魚種のマゴチを捕まえてきていました。
ちょっと珍しかったので掲載しておきます。
画像は近くでちょっかいを出そうと近づくハシボソガラスに向かって鳴いているところで
鋭いクチバシを大きく開け荒々しい顔つきで威嚇しているものです。


ハイイロチュウヒ雌










今年はハイイロチュウヒが良く出現します。
画像は雌タイプのものですが、雄も定期的に観察できます。
翼を止めて滑空する時、画像の様にV字になるのが特徴なので
他の猛禽類と比べてみてください。
雄の羽色はまさに灰色で、うっとりするくらい美しいので
上手く画像が撮れたら掲載したいのですが、なかなかチャンスに恵まれません。
「おっ、ハイイロチュウヒ!」と気づいても
今回の画像の様に飛び去る後ろからのものになるのがお決まりです。
「次こそは!」と意気込みはあるので、乞うご期待!(shigeru-tan)
 

カワセミ登場!NEW

2025年01月17日


カワセミ










昼休みに「何かHPに掲載できる鳥がいないかなぁ...」と
観察ホールから外を覗いていると、
タイミングよく「おっ、カワセミ!!!」と、飛んでくるのを発見しました。
大体、こんな時は、そのまま目の前を通り過ぎ
「目では確認できたよね。」で終わってしまうことが多いのですが
今回は通り過ぎることなく、センターのすぐ近くに止まってくれたので撮影することができました。
ただし、逆光ならぬ、横から光が当たっているので、せっかくの鮮やかな羽色が冴えません。
おまけにカワセミのすぐ前に枯草があり
ピンとは合わないし、合っても顔と重なってしまったりと、踏んだり蹴ったり...
でも、まぁ、掲載しておきます。

下のクチバシが赤いので「メス」
この画像では分かりませんが、沢山撮った中の使えない画像には胸が写っているものがあり
その羽色が斑の茶褐色で、成鳥のオレンジ色とは違ったので昨年生まれの個体のようです。

当公園ではお盆過ぎ~3月位までが見やすいので、探してみてください。(S)
 

山口湾の様子NEW

2025年01月16日

ヨシガモ・カンムリカイツブリ
その他:クロツラヘラサギの羽繕い

今朝は山口湾の様子をお伝えします。
公園の東側には山口湾に面した堤防があり、秋穂方面から朝日が昇ってきます。
そのため、逆光となり、上手な方はそれを上手く写すのでしょうが
私が撮ると「真っ黒」になってしまいます。
今回も、そんなポンコツ写真ですが
園内ではほとんど観察できない「ヨシガモ」が居たので掲載します。

ヨシガモ










「ヨシガモ」の特徴は人間で言うと「襟足」が長いように、後頭部の羽が長いことと
翼の羽も長くなっていることで、翼を閉じている時でもそれが分かります。
画像の前2羽がヨシガモのオスで、特に左側の個体でその特徴が現れています。
奥に写っているのはヒドリガモのオスです。
ヒドリガモと一緒に海藻?を探しているようでした。


カンムリカイツブリ










「カンムリカイツブリ」は、当公園の淡水池にも、越冬期には1羽が常駐しているものですが
今年は、特に最近、見かけることが少なくなっています。
そんな時は、土路石川や山口湾を探してみてください。
運がいいと、すぐ近くで観察できることがあります。
モヒカンヘアか、はたまた、子どれ狼の大吾郎かと言った頭の羽がユーモラスな野鳥です。


クロツラヘラサギ










今日も、いつもの如く、クロツラヘラサギ4羽とヘラサギ1羽が干潟に来ています。
タイミング良く、クロツラヘラサギ同士が羽繕いをしている様子を見ることができました。
良い光景に、朝からほっこりできました。(S)
 

ヒヨドリが食べたものは?NEW

2025年01月15日

その他
ユリカモメとズグロカモメ
ジョウビタキの腰の色


ヒヨドリ










今年は寒くなっても、「ヒヨドリ」の小群が良く観察できます。
今朝も園路の木に10羽程度の群れが集まっているのを見かけました。
入れ替わり立ち替わり、それぞれが場所を変えながら行ったり来たりを繰り返していました。
どうやらその木の実を食べているようです。
その木は「シャリンバイ」で、秋にブルーベリーに似た実をつけるのですが
この時期でも、まだ、残っているものがあるので、それを目当てに寄ってきていたのです。
見ためはブルーベリーに似ていますが
中にはグリーンピースの様なきれいな緑色をした種(実?)があるので
その脂肪分が欲しくて採食しているのでしょう。
寒い時期なので、脂肪分は冬を乗り切るための大切なエネルギー源です。


ユリカモメとズグロカモメ










公園の干潟にやって来るカモメの仲間はズグロカモメがほとんどで
それ以外だとセグロカモメとユリカモメを、たまに見かける程度ですが
今日は「ユリカモメ」が1羽、ズグロカモメに混ざって観察できました。
見づらい画像ですが、左に居るのが「ユリカモメ」です。
それぞれの特徴は...
ユリカモメ  クチバシ:赤色で長め 成鳥の風切り羽:黒い部分が多い
ズグロカモメ クチバシ:黒色で短め 成鳥の風切り羽:白黒のゼブラ模様
それと、この画像ではよく分かりませんが、ユリカモメの方がひと回り大きいです。
似ているようですが、良く見ると違いが分かるので、試してみてください。


ジョウビタキ雌










「ジョウビタキ」と言えば、オスの色合いが人気ですが
メスの色合いも、渋い中に鮮やかな色の羽があり、なかなか風情があります。
特に、腰の部分の橙色がかった茶色の部分が観察できると、その魅力が良く分かります。
♪ヒッ ヒッ ヒッ♪ と ♪カッカッ カッカッ♪ という2種類の声を出すので
そんな声が聞こえたら近くに「ジョウビタキ」がいるはずです。(S)
 

淡水池にアオアシシギ!NEW

2025年01月13日

その他
カイツブリ
ヘラサギとクロツラヘラサギ


アオアシシギ アオサギ

アオアシシギ










淡水池の岩の上にアオサギが居たので、撮影しようとしたら
その左の水辺に白っぽい鳥も居るのに気づきました。
アオアシシギです。
公園では、普段は人が近寄れない海水域に居るので
園路沿いの淡水池で見かけるのは珍しいことです。
いつもとは違う行動をすることもあるので
注意して見ているとちょっとした発見ができるかもしれませんね。


カイツブリ










カモよりずっと小さい体のカイツブリは
丸っこいフォルムなので、とても可愛らしく見える水鳥です。
淡水池やヨシ原池で観察することができますが
北園路に沿って作られた横長の淡水貯留エリアは対岸との距離が短いため
上手くいくと近い距離で観察できることがあります。
今日は私に気づかずに逃げ遅れた(?)カイツブリが
対岸で動くに動けず、私と我慢比べの様になっているところを撮影できました。
この北園路沿いの淡水貯留エリアはカワセミも良く利用するので
散策の際は「何か居るかもしれない!」と気を抜かずに近寄ってみてください。


ヘラサギとクロツラヘラサギ

ヘラサギとクロツラヘラサギ

ヘラサギとクロツラヘラサギ










今日もヘラサギ1羽とクロツラヘラサギ4羽が、干潟の北西角に来て休んでいました。
彼らにとって、ここ最近のルーティーンの様です。
2枚目の画像の右、クチバシを出しているのがヘラサギです。
3枚目は、ちょっと角度を変えて写したものです。

寒い日が続いていますが、野鳥の多い季節です。遊びにいらしてください。(S)
 

 

(全1989件のうち、1件目から5件目を表示中) 1
2
3
4
5
次へ