冬眠中
2016年02月27日
今日もカエル。
冬眠中のアマガエル
啓蟄が近付き、暦の上ではそろそろ冬眠中の生き物が目を覚ます頃ですが、実際にはまだちょっと早いでしょうね。ヤナギの切り株の穴に潜むアマガエルもまだ冬眠中です。この穴はカミキリムシの幼虫が開けたもので、テッポウムシの別名の通り木の幹の中をトンネルのように穴を開けて食べてしまいます。ヤナギはかなりの高確率でやられていて、幹を切るとカエルにとってちょうどいい隠れ場所になるというわけです。写真の場所にはずっと2匹が確認されていました。冬眠中は秋までの鮮やかな黄緑色を捨て、汚い茶色になってしまっているので、朽ちてしまったように感じますが、半開きの目と呼吸する喉の動きがちゃんと生きていることを主張しています。そして最近は少しずつ手前に位置が移動しているようです。1月はもっと奥にいて、見えにくかった記憶があったので、暖かさが増しているのがわかるのかな?もっと暖かくなると身を乗り出すようにして頭をのぞかせるのでしょうか。来週はかなり暖かくなるそうなので、そういう様子が観察されるかもしれませんね。