山口県立きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

みどころ

9月の見どころ ~シギ・チドリ類~NEW

2017年08月31日


アオアシシギ

ソリハシシギ

ダイゼン(チドリ)

 秋は渡りの季節で、渡り鳥の代表種であるシギ・チドリ類もこの時期に南の越冬地に渡っていきます。シギ・チドリ類は干潟や水田などの湿地を好む種が多く、特に干潟は餌となる小動物が豊富に生息しているため、よく利用する環境です。園内の干潟でも毎年20種程度が飛来します。
 シギとチドリは繁殖の様子や生息環境、餌などがよく似た近縁種ですが、シギは一部の例外を除きくちばしが長く、チドリはどれも短いという大きな違いがあります。これは餌の探し方に違いがあるためで、シギはくちばしの触角をたよりに、ゴカイやカニなどの巣穴にくちばしを差し込んで捕まえます。くちばしは先端だけ開けることができる構造になっているのです。一方チドリは大きな目で獲物を探し、見つけたら走って近付き捕らえるため、つまみやすいように短くなっています。このように、シギは「巣穴の中をくちばしで探る」方法、チドリは「目で見つけて捕らえる」方法という違いがあり、遠かったり、逆光で見えにくかったりしても、シギとチドリの違いはわかりやすいので、餌の探し方に注目して観察してみましょう。