きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

みどころ

4月の見どころ ~ベッコウトンボ~NEW

2020年03月31日


未成熟のベッコウトンボ

成熟したオス

 ベッコウトンボは春のトンボです。成虫で越冬する3種(オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、ホソミトンボ)を除くと、春一番に出現するトンボで、最近の温暖化の影響からか、羽化の時期が年々早まっていて、4月上旬には羽化が始まります。
 体色は、羽化して間もない未成熟の時期は茶色と黒で、これが名前の由来(ベッコウ色)です。この色は枯れ草の保護色になっていて、未成熟の時期は枯れ草の生える場所で過ごし、成熟して体色が黒(メスは濃い茶色)になる頃には、オスは水辺に戻ってきて縄張りを形成します。ベッコウトンボは全国的に産地が少なく、絶滅危惧ⅠA類に指定されている貴重なトンボですが、園内ではここ数年で数が急増していて、昨年は500頭以上が確認されました。今年も多く発生することが予想され、4月は未成熟個体から成熟個体まで段階的に観察できるので、貴重なトンボをぜひ観察してみてください。