山口県立きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

遅れてきたマスコットNEW

2018年05月25日

もう来ないかと……。


ヨシ原に飛来したセイタカシギ

 この春は山口県ではどこもシギ・チドリ類の飛来が低調なようです。園内(山口湾)でもチュウシャクシギ以外は少なく、淡々と渡りの時期が過ぎようとしています。話題になるような、例えば公園のマスコットのセイタカシギも飛来せず、もうこの春はダメだろうと諦めていましたが、ようやく来ました。ヨシ原焼跡の、ヨシが少ない場所にいて、やはりこういう湿地が似合います。かなり疲れているのか、同じ場所で盛んに採食していたので、この調子ならしばらくいてくれるのではないでしょうか。せめて天気の良い明日までは滞在してほしいですね。もう1種、クロハラアジサシも飛来しました。
 話は変わって、現在ビジターセンターで野鳥写真展を開催中です。力作揃いですし、120枚以上という規模の野鳥の写真展はなかなかありませんので、ぜひご覧ください。常時展示で6月10日までです(月曜休園)。
 

シャイな奴

2018年05月24日

なかなか出てこない!


ヨシ原でさえずるコヨシキリ

 そろそろ春の渡りは終わりの時期になっていますが、コヨシキリは見頃(聞き頃?)を迎えています。今年は飛来が遅く、初認はつい最近だったので、ピークはもう少し後かもしれません。ということで、コヨシキリが渡りのしんがりを務めそうです。
 姿がよく似ているオオヨシキリと比べて、はるかに複雑で早口の美しい声でさえずりますが、その姿を見るのは至難の業です。繁殖地ではてっぺんに堂々と出てくるイメージがあるのに、中継地ではシャイなのでしょうか。写真のようなヨシ原よりも木の茂みにいることが多く、茂みを透かして姿がちらちら見えればいいほうです。ちなみにさえずりには他の鳥のさえずりをまねたような部分があり、特にヒバリとカワラヒワによく似ていると思います。みなさんにはどう聞こえるのか、実際に確かめてみてください。
 

活動日和

2018年05月23日

雨の日だからこそ。


アカテガニのオス

 雨が降ると、外で傘を差して観察するのも大変ですので、一般的には生き物の観察には不向きですが、アカテガニは例外です。陸生の彼らは、日中は乾燥を嫌って巣穴に潜り込み、夕方になると活動を始めるため、雨の日でないと日中はなかなか見られません。今日のような雨の日は、アカテガニの観察にはもってこいですので、雨ならではの楽しみとしておすすめします。ビジターセンターの中からでも見えますよ。
 さて、6月3日(日)に行われる行事「秋吉台の自然をたずねて」の参加者を大募集中です。現地集合・解散ですが、雄大な自然の中で観察するカッコウやホオアカ、高原特有の植物などが見どころで、すがすがしい気分になること間違いなしですので、ぜひご参加ください。申し込みは6月1日までです。詳しくはチラシをご覧ください。 PDFファイル秋吉台の自然をたずねてチラシ
 
 

色白

2018年05月22日

別種のよう。


魚を食べる色白のミサゴ

 この時期は鳥たちの繁殖中ということで、公園周辺では繁殖しないミサゴは移動してしまいます。繁殖しない個体が居残るため、ゼロにはなりませんが、さすがに冬のようには見られません。いない時間のほうが多いので、見られればラッキーと言ってもいいでしょう。
 そのミサゴの中に、やけに色が薄い個体がいます。若い個体は上面の茶色の羽の縁が淡く、だいたい成鳥と比べて白っぽく見えますし、この時期に残るのは若鳥が多いので、この個体も若鳥なのだと思いますが、それにしてもこの薄さはかなりのもので、肉眼で見ると、もはやミサゴには見えません。まるでノスリのようです。もしかして部分白化?若鳥だとすれば、今後羽の色が変わるのでしょうか?正体、そして今後が気になりますね。
 

雑草並み

2018年05月20日

これでも絶滅危惧種。


群生するニラバラン

 園内の道端の草むらに絶滅危惧種の植物が生えているのをご存知ですか?小さな植物ですし、目立つ色をしているわけでもないので、多くの方は気に留めることすらないでしょうが、実は最もランクの高い絶滅危惧ⅠA類のニラバランが生えているのです。
 ニラバランは草丈が低い草地でないと育たず、自然状態では川の氾濫原のように攪乱が起こって、次第に草地に遷移していく段階で発生するパイオニア的な存在なのですが、現在では河川改修が進んで氾濫原は皆無になり、好適な草地が少なくなったことが絶滅危惧の原因の一つです。園内では適宜草刈りを行っているのが良いのでしょう。どんどん増えていて、日当たりの良い草地ではたいていのところで見られるようになりました。環境が整えば、繁殖力自体は雑草並みに強く、今後も園内では増えることが予想されます。小さな花は、よく見るとラン特有の美しい姿をしているので、注目してみてください。ちなみに名前の由来は、そのまんま「ニラのような葉」で、先端が枯れるのが特徴です。
 

 

(全776件のうち、1件目から5件目を表示中) 1
2
3
4
5
次へ