きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

カモメの群②NEW

2019年12月11日

ズグロではありません。


杭と水面に集まるユリカモメ
 園内の干潟は、満潮になるとハマシギの群れが杭の上に並び、この風景が冬の定番となるのですが、ここ最近は天敵のハヤブサが襲撃を繰り返すようになり、満潮時でも群れが見当たらないことがしばしば起こるようになりました。今日も杭にとまるハマシギが少なく、干潟が寂しく感じられたのですが、突然200羽以上のユリカモメが飛来し、一気に活気あふれる風景になりました。
 ユリカモメの飛来自体は珍しいことではないのですが、園内に飛来するカモメ類は干潟でカニを狙うズグロカモメがほとんどで、ズグロカモメが数十羽の群れで飛来したときにユリカモメは数羽混じる程度です。このような大群で飛来することは珍しく、何か理由があるのではと考えていると、ハヤブサが出現して園外へ逃げて行ってしまいました。もしかすると別の場所でもハヤブサに追われて園内に飛来したのかもしれませんね。
 

初冬の色

2019年12月10日

色褪せ?


褐色に近いコバネイナゴ

10月頃のコバネイナゴ

 冬になり、昆虫たちは活動を終えようとしています。ヨシ原のクリーク沿いのヨシにたくさんいたコバネイナゴもめっきり少なくなりました。ただ水際を歩くと飛び出してくることがあり、モズのはやにえにもなっていることから、もう少しの間は見られるのでしょう。
 この時期のコバネイナゴを見ると、体色はどれもくすんでいます。バッタの体色には複数のパターンがあるのですが、10月までは緑色が鮮やかな個体ばかりでした。バッタの体色は生息する環境の保護色になっているので、ヨシの色に合わせて変化したのかと思いきや、成虫になると体色は変わりません。よって現在の個体は、枯れた環境に合わせて発生したということになります。でも枯れかけたヨシ同様に、コバネイナゴも元気がないように見えて、何だか寂しいですね。
 

赤い脚

2019年12月08日

珍しい光景。


陸に上がったウミアイサのメス

しきりに羽づくろい

 カモは水面を泳いでいることが多く、脚を見ることはあまりありません。特にウミアイサやホオジロガモなど主に海にいる海ガモは、羽づくろいの時など、時々ちらりと脚を見せる瞬間はありますが、陸に上がることはほとんどなく、そのような状態を見たことがある方はかなり少ないのではないでしょうか。
 そんな珍しい、陸で休むウミアイサの姿が見られました。ご覧のように脚は赤いのです(ついでにくちばしと目も)。ウミアイサのような水鳥が陸で休んでいる時は、何らかのトラブルを抱えていることがあり、この時もしきりにお腹を羽づくろいしていて、油汚染を疑いましたが、羽毛が汚れているようには見えず、一安心。単なる珍しい光景だったようです。狙って観察できることではないので、ちょっと得した気分になりました。
 

赤い実

2019年12月07日

好みの場所はそれぞれ。


アキグミの果実を食べるツグミ

中の種子を食べるカワラヒワ

 この時期に熟する果実の色は赤か黒のことが多く、これは鳥に食べてもらうために色を揃えているのだと考えられているのですが、どれも同じように食べられるわけではありません。鳥にも好みがあり、園内での一番人気はアキグミです。
 アキグミには多くの鳥が訪れ、その果実を食べますが、果肉が目的で丸飲みするヒヨドリやツグミ、メジロなどと、中の種子が目的で果肉は食べないカワラヒワに分かれます。同じ果実でも食べる部分が違うと、うまく棲み分けができて無駄なく利用できる……と言いたいところですが、実際にはカワラヒワが捨てた果肉を他の鳥が食べることはなく、結局果実の取り合いになるのは避けられません。これからの時期は残ったアキグミの果実を食べに、鳥たちが頻繁に訪れるので、食事風景を観察してみてください。
 

見物

2019年12月05日

高いところから。


ポールにとまるハヤブサ

 干潟には越冬部隊のハマシギ、アオアシシギ、ダイゼンが飛来し、満潮時には休憩のために杭の上にずらりと並ぶ姿が見られますが、タイミングを問わず何もいないこともあります。このような時はたいていタカが現れた後で、その証拠として、東側のポールにハヤブサがとまっていました。
 このポールにはミサゴやトビ、カラスはよくとまりますが、ハヤブサがとまることは滅多にありません。とまる時はてっぺんではなく、中ほどの足場?にとまるのがハヤブサの特徴です。この時は襲った後だったのか、干潟のシギ・チドリ類はハヤブサが飛び去ってもすっからかん。結局午後からの満潮時にも戻ってきたのはわずかしかおらず、シギ・チドリ類にとっては災難な一日でした。時にはハヤブサが小鳥を襲う光景も見られるので、小鳥の動きに注目して見逃さないようにしてください。
 

 

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