山口県立きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

透明な翅NEW

2017年06月28日

今のところ少数派。


オナガアカネのメス

マイコアカネのオス

 これまで園内で見られていたアカトンボは、翅の先端が褐色のリスアカネ、ノシメトンボ、広い範囲が薄橙色のタイリクアカネばかりで、透明なアカトンボはレアな香りがする存在でした。そのため今月に入ってからずっと探していましたが、今日ようやく見つかりました。マイコアカネとオナガアカネです。
 マイコアカネは羽化時期が変わり、以前は6月中旬~20日頃だったのが、昨年から1週間程度遅くなりました。個体数も減少傾向で、ちょっと気になっていますが、少ないわけではなく、これから続々と羽化して、来月に入ると一気に目立つようになるはずです。
 日本では迷トンボのオナガアカネは今年も登場です。メス個体で、名前の由来となっている産卵弁が腹端から突出しているのがよくわかると思います。未成熟個体が見られるのは日本中でも珍しいことですが、毎年恒例ですので、レア好きの方は頑張って探してみてください。ちなみにオナガアカネとマイコアカネは大きさと色がよく似ているので注意が必要です。
 

通りすがり

2017年06月25日

わずかな滞在。


クロハラアジサシの夏羽

 今日は心配された雨も降らず、トンボ観察会は無事に行えました。やはり昨日の予想通りヒヌマイトトンボは見やすい場所に出てきていて、参加者一同、じっくりと観察することができました。観察会の様子はフェイスブックでご確認ください。
 さて、午後の蒸し暑い空をクロハラアジサシが飛んでいました。旅鳥として毎年主に6月に通過しますが、今年はなかなか来ずに心配していたので一安心。でも本当に通りすがりだったようです。残念ながらすぐにいなくなってしまいました。もっとゆっくりしていっていいのに・・・・・・。
 今年はシギ・チドリ類が早々にいなくなり、旅鳥を見るのは先月のいつ以来でしょうか。久しぶりです。いつもならアオアシシギくらい残っているのですが、それもあっさりと姿を消してしまい、特に干潟が寂しい状況が続いています。せめてクロハラアジサシくらい盛大に飛来してほしいですね。今後に期待しましょう。
 

雨中のトンボ

2017年06月24日

雨大歓迎。


雨中のヒヌマイトトンボのオス

 今日はようやく恵みの雨となりました。このところ梅雨らしく不安定な天気ですが、雨は降りません。ようやく降ったこの雨も、水不足を解消するほどではないでしょうね。やはりもっともっと降ってくれないと。
 雨を歓迎するのは人間だけではなく、ヨシ原のヒヌマイトトンボもです(大雨はさすがにダメです)。ヒヌマイトトンボは他のトンボからの捕食を避けるため、天気の悪い日に好んで活動し、雨が降り出しそうな天気のときは、ヨシ原の陰から周りの草地に出てきます。明日のトンボ観察会は雨予報ですが、決行となれば、堂々と出てきている姿が見られるかもしれません。なお、中止の場合は8:30に決定ですので、お問い合わせください。
  6月3日に初認 だったヒヌマイトトンボはようやく数が増え、成熟個体も目立つようになりました。ただ今年は発生が遅れがちで、そもそも数が少ないかもしれませんので、観察にはちょっと苦労しそうな感じです。とにかく天気が悪い日を狙ってみてください。雨上りは最高ですよ。
 

分身の術?

2017年06月23日

ビフォーアフター。


脱皮したカブトガニと脱皮殻

 観察ホールで飼育しているカブトガニが脱皮しました。カニやエビと同じく、脱皮直後は体が柔らかくて敵に襲われることが多いため、飼育していても脱皮はたいてい夜のうちに行われ、朝来たら脱皮殻が増えているということが多いのですが、今回は全て日中に行う珍しいパターンでした。脱皮殻と並ぶとビフォーアフターで、変化の様子がよくわかります。脱皮後には体長が約1.3倍になるので、脱皮直前の体の中には1.3倍の体が詰め込まれていることになり、その頃の体の構造はどうなっているのでしょうか。脱皮というのは本当に不思議な現象ですね。
 脱皮殻は色が薄くて、抜け出してくる前部にわずかな割れ目がある以外は、そっくりそのまま、エラの一枚一枚も完全に再現されていて、芸術品さながらです。昆虫のように盛大に割れるわけではありません。いいオブジェになりますよ。脱皮するタイミングは月齢と関係があるらしく、満月と新月の大潮前後に行われることが多いそうです。そう思って調べてみたら、やはり今日は大潮、明日が新月でした。幼体の生息地に行けば天然のが見つかるかもしれませんよ。
 

チョウの幼虫

2017年06月22日

ひっそりと。


終齢幼虫?

若齢幼虫は鳥のフンにそっくり

ハマウド

 チョウはその美しさから、小型のものから大型のものまでよく目立ち、簡単に見つかりますが、幼虫となると難易度はかなり高くなります。目に付きやすいのは各種ミカンやカラタチなどの柑橘類を食樹とするナミアゲハやクロアゲハくらいで、それ以外では小さくて隠蔽色ということもあり、食草・食樹がわかっていてもなかなか見つかりません。これを敢えて探すとなると、かなり骨の折れる仕事です。
 園内でもナミアゲハとクロアゲハ以外の幼虫が見つかることはほとんどなく、普通に見ていては見つからないものですが、この度草丈2m以上に成長するハマウドで、多数のキアゲハの幼虫を見つけました。さすがこの幼虫がよく食べるニンジンやパセリと同じセリ科だけのことはあります。なぜこれまで気が付かなかったのか・・・。それはともかく、ハマウドの幼虫たちは、葉ではまず見られないのがおもしろいところです。子房や果実ばかり食べていて、葉は好みではないのでしょうか。ちょっと変わっていますね。ちなみに飼育する場合に(公園のはダメです)、スーパーのパセリを与えると死んでしまうそうですので、ご注意を。
 

 

(全562件のうち、1件目から5件目を表示中) 1
2
3
4
5
次へ