山口県立きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

お立ち台NEW

2017年12月17日

すぐ目の前。


至近距離のジョウビタキのオス

 今日はまた寒波の到来で寒い一日でした。この冬はラニーニャ発生の見込みで、予感通り寒さが厳しくなりそうですが、この寒波に乗ってトモエガモが南下してこないかと期待しています。今日確認されたオス2羽、メス2羽は斥侯で、今後本隊が到着するかもしれません。
 こんな荒れた日は外で鳥を探してもろくに見つからずに寒いだけですので、館内にこもるのがベストですが、淡水池の鳥や干潟の鳥以外にも、こんな日でも見やすいありがたい鳥がいます。それは以前お伝えしたアオジであり、今日紹介するジョウビタキです。毎年ビジターセンタの周囲がジョウビタキの縄張りになり、今年はきれいなオスが鎮座しています。そして観察ホールのすぐ横の植え込みがお立ち台になっているため、至近距離で見ることができます。写真も撮り放題ですから、遊び相手として十二分に楽しませてくれますよ。遠くばかり見ていないで、近くにも注目してみてください。
 

生き残り

2017年12月15日

あとわずか。


タイリクアカネのメス

 今日は久しぶりに晴れて暖かくなったため、シーズン最後のトンボ調査を行ったところ、まだタイリクアカネとマイコアカネの2種が確認されました。先週から断続的に襲った寒波で死に絶えたと思っていましたが、なかなかしぶといですね。
 ただ、年によって寒波が来る来ないはあっても、実はこの時期の調査で確認されなかったことはありません。生理的な寿命が来るまでは、少々の低温には耐えられるのでしょう。それでも年越しはしたことがなく、今年も残り数頭のようですから、次に寒波が訪れると言われている来週半ばまでの命かもしれません。ちなみに最後まで残るのは毎年決まってタイリクアカネで、今日の確認数からして今年もタイリクアカネで間違いないと思います。いよいよトンボシーズンも終わりになり、今シーズンも楽しませてもらいました。トンボたちに感謝です。
 

御一行様

2017年12月14日

干潟で餌探し。


干潟で餌を探すウミアイサの群

 園内の干潟では、満潮になると越冬するシギ・チドリ類が杭の上にずらりと並んで休憩する様子が見られますが、同じく満潮時に見られるウミアイサは行動が逆で、満潮時に飛来して餌を探します。干潮時は水位が下がって餌が捕りにくくなるのか、園外に出てしまい、上げ潮にならないと飛来しません。満潮時にはたいてい1~2羽見られ、今日は珍しく7羽も飛来して、群で餌を探していました。水深が浅い園内の干潟ではカニを捕食することが多く、写真のように水中を覗き込んで探す様子もよく見られます。
 7羽の内訳はオスが1羽とメスが6羽で、どれもまだ時期が早いために後頭部の冠羽が短い個体ばかりでした。これではまだ迫力不足ですね。今後徐々に伸びてきて、あとひと月程度で大爆発した貫禄ある姿になるので、変化の様子にも注目してみてください。
 

混群

2017年12月12日

仲良し?


ヒドリガモとオカヨシガモとオオバン

 今朝は小郡より北では山にうっすらと雪が積もって、きれいな雪化粧が見られました。阿知須は雪はほとんど降りませんでしたが、外に出ると手袋をしていても手がしびれ、思わず唸ってしまうほどの寒さでした。
 さて、淡水池ではヒドリガモとオカヨシガモとオオバンが数羽の群を作って水草を食べていることがあります。このような光景は水草が少なくなってくると見られるようになり、オオバンが潜水して水中から運んできた水草を頂こうと、集まっているのです。今はまだカモたちにも届く範囲に水草があるため、カモが自ら水草を探していることも多いのですが、もっと水草が少なくなると、オオバンを密着マークして強奪ばかりするようになり、かなりダークな面が見られるようになります。それなのにオオバンは文句も言わず?されるがままで、彼らの関係はどうなっているのでしょうか。オオバン同士だと頻繁にケンカするのに、異種だと構わないとは、よくわかりません。本当にお人(鳥)好しですね。見ていておもしろいですよ。
 

身元判明

2017年12月10日

韓国生まれ。


フラッグ付きのズグロカモメ

 先月21日に フラッグ付きのズグロカモメ が飛来し、詳細を山階鳥類研究所に問い合わせていましたが、その回答がありました。この個体は今年の5月30日に、繁殖地の韓国インチョンのソンドという場所で装着されたものだそうです。過去にも同じ繁殖地で装着された個体が2羽飛来しているので、決まった渡りのルートとして往来があるのは確実なようで、山口湾のズグロカモメは韓国産の個体群なのかもしれません。
 ソンドにある遊水地の人工島ではクロツラヘラサギが繁殖していることで知られています。開発が急ピッチで進むインチョンのビル群をバックに繁殖する光景はかなり異様なのですが、ズグロカモメの繁殖地も近くにあるのでしょう(同じかも)。山口湾のクロツラヘラサギもソンド産の個体がいるかもしれず、同じ空気を吸った似ても似つかない2種が、異国の同じ場所でやはり同じ空気を吸っているかもしれないとは、不思議な気がしますね。
 

 

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