山口県立きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

乱舞NEW

2018年07月16日

突如現る。


乱舞するウスバキトンボの群

休止するオス

 今年は異常に早かった梅雨入り・明けなどの気象とはたぶん関係なく、トンボの動きが例年と違います。具体的には発生が遅めの傾向があり、12日に紹介したウチワヤンマ類は一週間遅れ、ウスバキトンボも3日前がやっと初認でした。
 ところが初認と言っても、数頭のレベルではなく、それまで見つからなかったのが不思議なほどの多さで、突如湧いて出てきたような感じです。ウスバキトンボは春先に南から飛来した少数の個体が世代を繋ぎ、夏になって爆発的に増えるのがいつものパターンですが、今年は今まで影も形もなく、先日の台風の風に乗って大群が飛来したのでしょう。夏空に乱舞するウスバキトンボの大群は、いかにも夏らしくていいですね。ちなみにいつも飛んでいるわけではなく、特に午後は枝にぶら下がって休止している姿をよく見ます。
 

立ち寄り

2018年07月15日

隠された美。


オシドリのオスエクリプス

 淡水池にオシドリが飛来しました。地味な羽色でメスのように見えますが、くちばしに赤みがあり、これはオスです。6~7月にはときどき飛来し、ほとんどがオス個体なので、この時期はオスが放浪しているのでしょう。
 夏から秋にかけて見られる、メスに似た地味なオスの羽衣のことをエクリプス羽と言います。エクリプスとは覆い隠す、輝きを失わせる等の意味の英語で、オシドリのオスの極彩色がグレーのマントで隠されてしまったようになるのは、典型的な状態です。普通はすぐに飛去してしまいますが、今回は滞在時間が長く、浮き島にも上がってくれたので、見馴れない腹側が見られて、ちょっと違った印象でした。花との絡みも魅力的です。ただやはりカモは泳いでいるほうが似合いますね。なお、写真の右のカモはホシハジロのメスです。
 

定位置復活

2018年07月13日

高いところがお好き。


干潟の杭で休むカワウ

 カワウは冬場には干潟の杭の上でよく見られ、その後春先からは淡水池の浮き島をよく利用するようになります。そして繁殖期の到来とともに数が減り、1~2羽が飛来する程度でしたが、最近また増えてきて、定位置が干潟の杭に戻りました。
 繁殖期に園内に飛来するのは繁殖しない若い個体の場合が多く、背中の色の褐色が強くて、腹に白い部分があるのが成鳥との違いです。ただ完全な成鳥が飛来することもあり、こういうのは年老いた個体なのかもしれません。ところで写真のような高い杭はミサゴ用に設置したもので、カワウ用は奥の低い杭なのですが、ここ数年高い杭がカワウに占拠されつつあります。以前は高い杭にはあまりとまらなかったのに、好みが変わってきたのでしょうか。ミサゴは見栄えがして人気が高いので、何とか猛禽類の威厳を示してほしいですね。
 

大型トンボの季節2

2018年07月12日

にぎわう淡水池。


ウチワヤンマのオス

タイワンウチワヤンマのオス

オオヤマトンボのオス

 梅雨が明けて、夏空全開の一日でした。昨年も梅雨明けは早かったのですが、いつまでたっても夏らしいパキッとした天気にならず、この場でぼやいたことを思い出します。今年は早くから夏らしくなりそうで、子どもたちは夏休みが待ち遠しいでしょうね。
 梅雨明けを待っていたかのように、確認が遅れていたウチワヤンマとタイワンウチワヤンマが初認となり、淡水池が大型トンボでにぎわってきました。これとオオヤマトンボ、ギンヤンマを合わせた、淡水池の大型トンボ四天王のうち、ウチワヤンマとオオヤマトンボは近年見る機会がかなり減ってしまいましたが、ウチワヤンマは産卵が確認され、オオヤマトンボは複数のオスが縄張り争いをしていて、今年はいつになく楽しめそうです。ちなみにウチワヤンマは浮き島の草にとまるので、残念ながら近くからは見られません。
 

大型トンボの季節

2018年07月11日

日陰者。


ネアカヨシヤンマのオス

 豪雨と台風が過ぎたら、まさかの梅雨明けです。梅雨入りするのが早かったので、この時期に明けても期間が短いわけではありませんが、それでも早いですね。そして文字通り梅雨末期の大雨の後にいきなりですから、その潔さにあきれてしまいました。
 これで早くも夏本番で、大型トンボの観察シーズンに突入します。羽化時期が早いギンヤンマやアオヤンマなどは例外として、多くのヤンマ類や大型サナエ類はこれからの時期のトンボです。宝石のような青い複眼が美しいネアカヨシヤンマは、園内では近年数が減り、しかも日中は日陰になった枝にぶら下がって休むため、なおさら目立ちません。見つける際には日陰を探してみてください。人の姿に驚いて飛び立ってもすぐにとまろうとするので、落ち着くまで焦らないのがポイントです。
 

 

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