きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

頭黒NEW

2021年03月02日

名前の通り。


飛翔するズグロカモメ
   早いものでもう3月です。天気が良ければ野鳥たちのさえずりが盛んに聞こえる時期ですが、本日はあいにくの悪天候となりました。それでも園内に飛来するズグロカモメの群れを見ると、完全な夏羽に換羽した個体が見られるようになり、見た目の変化から春らしさを感じることができます。
    ズグロカモメの夏羽は頭が黒色に換羽するのが特徴で、 前回 お伝えした時はまだ黒色が混じった程度の変化で、スコープで見ないとよくわからなかったのですが、真っ黒の頭になると肉眼で群れを眺めていても気がつきます。ただ、完全な夏羽が見られる頃というのは北へ渡る時期にもなり、だんだんと見られなくなるので寂しさも感じます。無事に繁殖地へ渡ることが一番ではありますが、今年度最後のバードウォッチング入門のテーマ「鳥たちの衣替え」にぴったりな野鳥でもあるので、姿を見せて欲しいものです。(寺本)
 

はやにえNEW

2021年02月23日

冬の終わりに。


枝先に突き刺してあるオオキンカメムシの腹部
   冬も終わりの時期ですが、モズのはやにえが確認されました。 先月お伝えしたように 今シーズンはモズのはやにえが確認されず、1月末から飛来し始めたオスに期待していると、先週末にようやく第1号を見つけました。見つけた場所があまり注視していない場所だったのでいつからあるのか気になりますが、これまでの風雪に耐えられるとも思えず、ここ最近と推測しています。
   今回はやにえになった獲物についてですが、オレンジと黒の派手な模様が特徴のオオキンカメムシです。東南アジアから日本まで広く分布し、西日本では幼虫の食草となるアブラギリが多い日本海側で繁殖するものが多く、冬は四国や紀伊半島といった太平洋側の温暖な海岸付近で樹木の葉裏に集まって越冬することが知られています。移動経路などわかっていない生態も多く、園内には偶然越冬している個体がいたのか、それとも探せばまだいるのか気になって仕方がありません。今回のはやにえの発見は昆虫の視点でも興味の尽きないものとなりました。(寺本)
 

ハジロNEW

2021年02月20日

赤い目が特徴。


淡水池に飛来したハジロカイツブリ
 一週間ほど前から冬鳥のハジロカイツブリが飛来しています。園内で見られるカイツブリの仲間では、留鳥のカイツブリと毎年1羽で飛来する冬鳥のカンムリカイツブリが定番となり、ハジロカイツブリはあまり園内に飛来しません。山口湾周辺では百を超えるような群れで見られることもあるのですが、現在園内に飛来しているのは淡水池の1羽だけです。淡水池にはエサとなる小魚が十分にいると思うので、カンムリカイツブリもそうですが、なぜ単独行動になるのか不思議です。
 カイツブリとの識別点としては、ハジロカイツブリの方が一回り大きく、赤色の目と冬羽では白黒の羽模様になることです。ただ、大きさや羽模様の違いは遠くからだとわかりにくく、双眼鏡やスコープで赤色の目を目印に探すと見つけやすいと思います。これから夏羽に換羽する時期になるので、この個体がそれまで滞在することを願いましょう。(寺本)
 

寒波の中でNEW

2021年02月18日

風を避けながら観察。


淡水池の岸辺に集まるカモたち
 予報通り寒波が到来し、きらら浜周辺も雪が積もりました。雪の日になると車での通勤や外出を控えるためなのか周辺の道路からの騒音が静かに感じます。寒さは堪えますが、より静かな環境だと自然観察もさらに集中できるのではないのでしょうか。
 海に面した公園なので風が強いイメージがありますが、開園当初に植えられた樹木が現在では大きく育っているため、風が当たらない場所を選んで散策することも可能です。とくに北西風の吹くことが多い冬場は淡水池やヨシ原の西側の園路を歩くと、樹林帯がしっかりと風を防いでくれるのでそれほど寒くありません。また、写真のように淡水池の水面で休むカモたちも風が強いと岸辺に集まることが多く、やはりこの時期は大抵西側に寄って休んでいます。冬の終盤になるとカモたちも人の姿に慣れているので、西側の園路から間近で観察できることも。朝早くだと淡水池の方向が逆光になるのがネックですが、朝日を浴びながらゆったりと散策を楽しみたい方はおすすめのコースです。(寺本)
 

園路の小鳥

2021年02月16日

アオジが堂々と。


地面でエサを探すアオジ
   暖かい日が続いていましたが、ガラッと空気が変わり冷え込みました。ここ最近は小鳥たちのさえずりも賑やかになってきましたが、本日は風も強く、鳴き声はあまり聞こえませんでした。明日は一段と寒くなりそうで、鳥たちにとっても厳しい気候になりそうです。
    寒波が来ても小鳥たちはエサを探すために活動しており、本格的な春の到来を前にしてより活発になってきています。写真は山口県では冬鳥のアオジで、茂みの中など目立たない場所に生息する鳥ですが、園路に堂々と出現している様子も見られます。この時期はエサとなる草の種などが秋に比べて少ないことに加えて、北へ渡るためのエネルギーを蓄える必要があり、人目を気にしていられないこともあるのでしょう。また、3月頃の渡る直前になると園内でさえずりが聞こえることもあります。枝先にとまって鳴いていることもあるので、これから春に向けて大胆になってくるアオジに注目してみてください。(寺本)
 

 

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