山口県立きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

水中の罠NEW

2018年06月22日

急増中。


タヌキモの花とナミテントウ

タヌキモの葉

 ビオトープやトンボ池の水面に小さな黄色い花が咲いているのをご存知でしょうか。これはタヌキモの花です。水草ですが、花は水上に伸び、小さいながらも鮮やかな黄色のためよく目立ちます。
 タヌキモは水中の葉の部分に特徴があり、袋のようなものがたくさん付いています。これはミジンコなどのプランクトンを捕らえる「捕虫のう」と呼ばれる部分で、実は食虫植物なのです。このタヌキモが最近急激に増えていて、以前はビオトープに少し生えているだけだったのが、今年はビオトープもトンボ池も水面下はタヌキモの葉でびっしり、さらにクリークにも進出しています。ということはプランクトンも豊富にいるわけですが、これが増えていることが何を意味するのでしょうか。他の生き物に何か影響を及ぼしているのか気になります。それはさておき、花にはトンボがとまるかもしれませんので、狙ってみては?
 

子だくさん

2018年06月21日

すくすくと。


カイツブリの家族

ヒナが7羽に!?

巣上のヒナ

 淡水池で繁殖中のカイツブリは、カラスに卵(ヒナも?)を捕られてしまったり、抱卵中の巣が何者か(アオサギ?)に乗られて破壊されてしまったりと、今年は妨害が多く、現在3ペアが育雛中、1ペアが育雛&抱卵中ですが、ヒナの数は少なめです。
 そんな中、1つのペアにはヒナが6羽います。過去の例では5羽で多いほうなので、子だくさんだと言えるでしょう。ヒナの数が多くなれば親鳥の負担が増しますが、ペアで協力して世話をし、すくすくと成長しています。この家族の巣は園路から近いところにあって観察しやすいので、子育ての様子を観察してみてください。
 亜種アメリカコガモは昨日は現れず、今日は戻ってきましたが、日曜日と同じ休憩場所と行動パターンで、日曜日のリプレイを見ているようでした。晴れると動かないのかもしれません。またセイタカシギも健在です。
 

四つ星

2018年06月20日

ようやく見頃。


ヒヌマイトトンボのオス成熟

メス未成熟

 昨晩はよく雨が降りましたね。このような梅雨空では外に出ることもままならず、生き物の観察には厳しい条件です。でもヒヌマイトトンボにとっては恵みの雨となり、6月7日の初認以来数が増えず、今年は苦戦しそうな予感がしていましたが、ここに来てようやく数が増えて見頃を迎えました。
 ヒヌマイトトンボはベッコウトンボと同じく絶滅危惧ⅠA類の貴重なトンボです。しかもイトトンボの中でも一際小さく、他のイトトンボの餌食になりやすいため、晴れた日はヨシの茂みに潜んで見つけるのは容易ではありません。鮮やかに見えるオスの独特な四つ星模様は、晴れた日には木漏れ日のように見えるのです。よって影の出にくい曇天時か雨天時が観察しやすく、特に雨天時は活発に活動して手前の草地にも出てくるため、雨上りがベストになります。これからさらに増えてくると思いますので、あえて天気の悪い日を狙ってみてください。
 

珍鳥?

2018年06月19日

こんな時期ですから……。


まだいたズグロカモメの夏羽

3月の様子

 アメリカコガモはまだ滞在しています。たっぷり寝て疲れが取れたのか、今日は浮き島に上がっての休憩と水面での採食を繰り返し、ギャラリーを楽しませてくれました。他のカモも残っていますし、このまま越夏しそうな感じです。
 一方干潟にはこの騒ぎに紛れて、密かに頭の黒いカモメが飛来しました。一見するとズグロカモメ、でも体が細くてくちばしが長く見え、しかもこの時期ですから、すごいのが来たのかと図鑑を何冊も引っ張り出して散々悩みましたが、単なるズグロカモメの個体差のようです。シルエットが違って見えるのは、羽を寝かせているのと、羽が擦れているためなのでしょう。普段の状態の写真と比べると、かなり印象が違って見えますね。人騒がせな個体です。まあこの時期に成鳥が飛来するだけでも貴重な記録ではありますが。
 

珍鳥飛来!

2018年06月17日

アメリカンボーイ。


亜種アメリカコガモのオス

1回だけ泳いでくれました

普通のコガモのオス

 この夏の淡水池は、子育て真っ盛りのカイツブリはもちろんのこと、クロハラアジサシやいつもより多い居残りガモなど、鳥枯れの時期にもかかわらず、話題に事欠きません。そして今朝はビッグネームが飛来しました。コガモのアメリカ産亜種アメリカコガモです。園内では初、山口県でも確認例が少なく、亜種ながら多数のカメラマンの注目を浴びていました。
 普通のシベリア産の肩羽にある白線が、アメリカ産では肩羽ではなくて胸にあり、それ以外は同じです。この個体はかなりお疲れと見え、浮き島の同じ場所で寝てばかり、起きて少し動いてもまた元の場所に戻って絵にならず、しかもどこから見ても手前に草が被る絶妙な場所で、嫌がらせをしているとしか思えませんでしたが、15時過ぎに1回だけ泳いで、一日粘ったカメラマンの溜飲を下げてくれました。これが通りすがりなのか、居着くのか、明後日が楽しみですね。
 

 

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