季節外れ
2019年12月18日
しかも年齢詐称。

1羽だけ頭が変!
このところ安定してズグロカモメが飛来するようになりました。ズグロカモメには フラッグ付きの個体 が混じることがあり、探していますが、水面に浮かんで休む個体のほうが多く、未だ確認できていません。そして見つかったのが、フラッグ付きではなく、ほぼ夏羽の、黒頭巾の個体です。
現在の羽衣は冬羽ですので、この時期に頭が黒いことはありません。おまけに翼に褐色の幼羽が混じっているので、今年生まれの幼鳥ということになります。この時期に夏羽が残っているというだけでも十分変なのに、これが幼鳥だとすれば、二重にありえません。でも現実にいるということは、何らかの異常で生まれつき頭の羽が黒い幼鳥、もしくは何らかの異常で幼羽と夏羽が残ったままの成鳥、ということになります。真実はともかく、これは年齢詐称ですね。こんな変な鳥は初めて見ました。