日本最小
2019年11月08日
今シーズンは当たり年?

マツの木にいたキクイタダキ
ジョウビタキやオオジュリン、ツグミに続いてシロハラやアオジが到着し、主な冬鳥は出揃ってきました。来週になると強力な寒気の影響で、早くも真冬の寒さになるそうですから、冬鳥がよく似合うことでしょう。
冬鳥の中には年によって飛来数の多少が極端な種がいくつか知られていて、珍しい種だったり、例年だと見られないような場所で見られたりすると話題になります。キクイタダキもその一種で、園内でもあちらこちらで見られていて、今シーズンは当たり年ではないでしょうか。全長が10cmほどしかないうえに、スギやマツなど針葉樹の高い場所にいることが多い手強い相手ですが、たまには目の前をちょろちょろすることもありますので、今冬はそのチャンスが増えるかもしれません。小ささと素早い動きに負けずにかわいい姿を探してみてください。