鵜の島
2017年12月20日
こんなはずじゃ・・・。

淡水池の浮き島に並ぶカワウ
淡水池に飛来しているカモたちは、淡水池を日中の休憩の場として利用していることが多く、ホシハジロを中心として、水面に浮かんで寝る個体が多くいます。ただ風が強い日には流されないように、風上で波の立たない西側の園路沿いに寄っていることが多くなり、そうなると歩く人に驚いて眠りを妨げられてしまうのが気になるところでした。そこで安心して休めるように、館内から観察しやすい場所に浮き島をいくつか浮かべているのですが、それを利用するのはカワウばかりです。
カワウは数年前までは干潟の杭の上が定位置だったのが、現在ではほとんどの個体が浮き島の上に移籍してきて、今年の夏に新たに設置した2個は、ほぼカワウに独占されてしまいました。力関係をみてもカモたちが奪還するのは難しそうですので、鵜の島として名所にするしかなさそうですね。こんなはずじゃなかった!