強敵
2019年01月09日
今シーズンはチャンス?
淡水池の縁に出てきたクイナ
存在そのものは珍しくないのに、観察となると難易度がかなり高い鳥にクイナ類が挙げられます。クイナ類はどれも潜行性が強く、しかも半夜行性のことが多く、数の多少にかかわらず観察するのは容易ではありません。
園内にはこれまでヒクイナ、クイナ、ヒメクイナの記録があり、今の時期だとクイナがターゲットになりますが、毎年の常連ながら、かなりの強敵です。が、今シーズンは様子が異なり、姿を見る機会が多くなっています。それもそのはず、淡水池の周辺には3羽以上いるようで、池の縁だけではなく、園路を横切ったり、干潟に現れたりして、こんなことは未だかつてありません。ただ写真となると別で、まず警戒心が強くてすぐ逃げてしまい、さらに全身が見えて明るくて手頃な距離で……となると奇跡でしょう。それだけにモノにできたときの喜びは格別ですので、ダメもとで狙ってみては?